グループホームと老人ホームの違いとは?
グループホームと老人ホームは、高齢者が生活するための施設ですが、いくつかの違いがあります。
まず挙げられるのが運営形態。
グループホームは小規模施設で、通常は10人以下の入居者を受け入れます。
一方、老人ホームは大規模施設であり、数十人以上の入居者を受け入れることが多いです。
そしてサービス内容を見ていくとグループホームは、入居者に対して食事の提供、日常生活の支援、医療管理、社会的な活動などを提供します。
老人ホームは、それらにプラスしてより専門的な介護やリハビリテーションなどのサービスを提供することがあります。
施設の形態は各施設で異なります。
グループホームは、一般的に家庭のような雰囲気を持っていることが多く、ときには古民家を改装したような建物で暮らすケースもあります。
ただ、スペースが狭くても入居者個別の寝室程度は確保していることが多いです。
それに対し、老人ホームだと大浴場や食堂など大型共有スペースを多く完備していますので、どちらかと言うとホテルのような感覚に近いかもしれません。
あとは料金に大きな違いがあります。
グループホームの料金は、老人ホームと比べて相対的に低い傾向があります。
大体は月10万円から15万円ほどです。
それに対し、老人ホームだと、介護やリハビリ等のオプション費用にもよりますが、月20万円を超えてくることもあります。